【初心者向け】アフィリエイトとは何か?【意味や仕組みを解説】

本記事では、「アフィリエイト」の意味やその仕組みを解説していきます。

アフィリエイト」と聞くと怪しいイメージを持たれることが多いですが、副業ブログで収入を得るためには基本的にアフィリエイトを利用することになります。

また、アフィリエイトは、理解さえしてしまえばそれほど難しい仕組みではありません。

今回は、これから副業でブログを始めたいと思っているような初心者向けに、図などを用いてアフィリエイトの仕組みを分かりやすく解説していきます。

アフィリエイトを理解することは、ブログで収入を得るための第一歩ですので、本記事を読んできちんと理解してみてください。

目次

アフィリエイトとは何か

アフィリエイト(affiliate)とは、そもそも「提携」といった意味を持つ単語です。

affiliate・・・提携する、加盟(加入)する、加入者、会員

出典:weblio英和辞典

ただ、一般的に「アフィリエイト」と言う場合には、

アフィリエイト広告(成功報酬型広告)

の略称として使われていることが多いです。

そよご

「提携」という意味のはずが、「成功報酬型」という言葉に置き換わっていますね。その理由は以下で解説します。

アフィリエイトの仕組み

アフィエイトの仕組みでは、4人の当事者が登場します。

アフィリエイトの仕組み図(ユーザー、広告主、ASP、アフィリエイター)
  • 広告主(企業等):自社の商品を買ってもらうために広告を打ちたい、広告主企業。
  • ASP(仲介者):アフィリエイトサービスプロバイダー(Affiliate Service Provider)の略。直訳すると、アフィリエイトサービスを提供する人。広告主(企業等)とアフィリエイター(ブロガー等)を仲介。
  • アフィリエイター(ブロガー等):広告主(企業等)の商品広告を自分のブログ等に掲載し、ユーザー(読者)に購入を促す。
  • ユーザー(読者):アフィリエイターのブログ等に掲載されているアフィリエイト広告リンクから、広告主(企業等)の商品を購入する人。

副業でブログを運営する場合、皆さんは「アフィリエイター」になることになります。

アフィリエイターは、「ASP」と呼ばれる仲介会社を通じて、「広告主(企業等)」を選び、自分のブログ等にその広告を掲載します。

そして、その広告を通じてブログの読者等が実際に商品等を購入したら、広告主からASPを通じて成功報酬が支払われることになります。

自分のブログの記事でおすすめの家電を紹介し、その記事内の広告リンクから読者がその家電を購入すると、報酬が発生するイメージです。

まとめると、アフィリエイトとは、

広告主(企業等)、ASP、アフィリエイター(ブロガー等)が「提携」して、ユーザー(読者)に商品を販売し、その成果に応じてアフィリエイターに報酬が支払われるビジネスモデル

ということになります。

そよご

広告主(企業等)からすれば、アフィリエイターがうまく宣伝してくれれば自社商品の売り上げに繋がりますし、アフィリエイターとしても自身のブログ等を通じて商品購入が発生すれば報酬を得られるという、win-winの関係になっています。

ASPの存在意義は・・・?
一見すると広告主とアフィリエイターが直接やり取りをすればASPは不要にも思えます。
ですが、広告主からすれば、いちいち広告を載せる個人ブログを相手に対応をしている時間はありません。その点、ASPが仲介に入ってくれれば、ある程度ブログの審査等もやってくれるので手間が減ります。また、アフィリエイター側からしても、広告主が報酬の不払等の不正をしないよう、ASPがチェックしてくれる等のメリットがあります。
もちろん、ASPを仲介せずにアフィリエイターと広告主が直接提携するパターンもあります(GoogleやAmazonなど)。

アフィリエイトの種類

アフィリエイトは、報酬発生のタイミングにより、主に2つの型に分かれます。

成功報酬型(商品成約型)

成果報酬型(商品成約型)とは、アフィリエイターのブログ等に掲載されている広告を通じてユーザー(読者)が商品やサービスを購入した場合に、報酬が発生する仕組みです。

いくらブログに読者が訪れても、広告を通じて商品を購入してくれなければ1円にもなりませんので、難易度は高めですが、その分報酬も高くなります。

  • 他の商品やサービスと比較する
  • 実際に自分で商品・サービスを利用してみて体験談を書く
  • 口コミを集める

などの工夫を凝らし、読者の商品(サービス)購入を後押しできるか否かがカギになります。

クリック報酬型

クリック報酬型とは、アフィリエイターのブログ等に掲載されている広告をユーザー(読者)がクリックした場合に、報酬が発生する仕組みです。

商品成約を条件としないため、報酬発生のハードルは低めです。ですが、その分報酬自体も安く設定されています。

Google社の提供広告である、「Google Adsense(グーグルアドセンス)」が代表的な例ですが、それ以外にもクリック報酬型の広告を出している広告主(企業等)はいます。

厳密には、成功報酬型のみを「アフィリエイト」と呼ぶ、との見解もあります。

アフィリエイトのメリットとデメリット

副業としてアフィリエイトを行う場合、どのようなメリットとデメリットがあるのか解説します。

アフィリエイトのメリット

アフィリエイトの主なメリットは以下のようなものです。

・色々な商品を扱える
・在庫リスクがない
・商品紹介ページを作ってしまえば自動で報酬が発生する
・大きく稼げる可能性がある

アフィリエイトは、広告主の商品を記事で紹介することで収入を得る仕組みのため、様々な商品を取り扱え、また在庫リスクを抱える心配がありません。

また、一度記事さえ作ってしまえば、究極、多少放っておいても自動で報酬が発生します。

さらに、良質な紹介記事が書ければ、月数十万といった高収入が目指せるのも魅力の一つです。

アフィリエイトのデメリット

一方、アフィリエイトの主なデメリットは以下のようなものです。

・成果が出なければ収入はゼロ
・成果が出るまで時間がかかる

アフィリエイト自体は、リスクが少なく始めやすい副業です。ですが、完全成果主義のため、商品が自分のブログから売れなければ1円にもなりません。

また、商品を売るためにはブログ自体のアクセス数が伸びなければならず、最低でも半年~1年は継続しないとまとも収入を得ることができません。

アフィリエイトでの1か月間の収入調査グラフ

出典:アフィリエイト・プログラムに関する意識調査2020

NPO法人アフィリエイトマーケティング協会による調査によれば、2020年において1万円以上のアフィリエイト報酬を得ている人は全体の3割強、50万円以上の報酬を得ている人は約1割という結果になっています。

これを高いと見るか低いと見るかは難しいところですが、当然、始めたばかりのアフィリエイターも含まれるわけですので、「収入はない」の割合が大きくなるのはやむを得ないと考えられます。

そんな中、1年で9割が辞めると言われているブログ業界(アフィリエイト業界)において、ある程度の期間継続さえできれば、そこそこ期待できる確率で月数万円程度の収入は目指せると思ってもよいのではないでしょうか。

以上を踏まえメリット・デメリットをまとめます。

アフィリエイトは、副業初心者にもリスクが少なく始めやすいが、稼ぎが出るまでに時間がかかる。ただし、一度軌道に乗れば大きく稼げる可能性がある。

まとめ:アフィリエイトはリスクが少なく始めやすい副業

本記事では、アフィリエイトの意味や仕組みを解説しました。

まとめると以下のとおりです。

  • 「アフィリエイト」とは「成果報酬型広告」のこと
  • 広告主と提携して自分のブログ等で商品を販売、宣伝することで報酬が得られる
  • 始めるうえでのリスクは少ないが、収入を得るまでに時間がかかる

アフィリエイトは、広告主にとっても、アフィリエイター(ブロガー等)にとっても双方win-winの関係であることを説明しました。

一部のアフィリエイターの存在(虚偽の内容や過大な宣伝など)により、怪しいイメージが先行しがちですが、きちんと読者目線で商品を紹介すれば、ユーザー(読者)にとっても購入の判断がしやすくなるというメリットがあります。

始めるうえでのリスクも少なく、副収入も十分期待できますので、まずはブログ開設から始めてみることをおすすめします。

今回は以上です。

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この記事を書いた人

【経歴】仕事:金融マン ▶︎ そよログ運営・4ヵ月目 【実績】0円から3か月目で最高月収11,369円 ▶︎ SEO検定1級保有 ▶︎ 毎日更新100日達成

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