副業でブログはオワコンと言われているけど、今から始めてもいいのかな?
今からでも遅くない!お金が稼げるだけじゃなく色々なスキルが身に付きます。
巷ではブログはオワコンと言われ始めています。本当にそうでしょうか。
副業サラリーマンにとって、ブログ運営が必須と考える理由を、私なりに考察していきます。
副業としてブログを書く目的
ブログを書く目的を大別すると次の2つになると思います。
①広告収益を得る
副業でブログを始める人の大半はこれが目的でしょう。私もその一人です。
GoogleアドセンスやASPアフィリエイトといった広告をブログ記事に掲載し、クリックやリンク経由での商品購入により報酬を得ます。
ジャンルを絞らず様々なことを記事にする「雑記ブログ」、ある一つのジャンル(ファッション、不動産など)に絞って詳細記事を充実させる「特化型ブログ」のどちらかを目指していくことが一般的でしょう。
②情報発信媒体として活用する
自分の考えやノウハウを発信する場としてブログを利用するというものです。
もちろんその裏には「①広告収益を得る」目的があって当然ですが、あくまでそれは副次的な効果であると論理付けます。
「オウンドメディア」(自社で保有するメディア)と表現されることもありますね。
そしてこの②こそが、副業としてブログを運営するうえで重要な目的になると考えられます。
ブログで広告収益を得るのは難しい?
ブログがオワコンと言われる主な理由は、「広告収益を得ることが難しいフェーズに来ている」ということにあると考えます。
雑記ブログでいえば、特定の商品を売り出すわけではないので、必然的に全体のPV数がものをいいます。
しかし、すでに圧倒的なインフルエンサーが数多くはびこっている中、相応のPV数(ページビュー数)を稼ぎだすのは容易ではありません。
様々なブロガーの収益報告をチェックしていますが、1年間毎日投稿レベルで活動していても、月収1万円以下などはザラです。
特化型ブログについても、こちらもすでに良質な強豪サイトが数多く存在しております。
企業サイトも相手にしなければならないため、しっかり作りこまないと太刀打ちできません。
(ただ、個人的には雑記ブログよりは可能性があるように感じます。)
情報発信媒体としてブログを活用する意義
以上のとおり、ブログの広告収益単体をあてにするのはかなり厳しい状況にあるといえます。
個人のブランディング・自社商品のマーケティングのためのツールとしてブログを用いる
このような状況下で、副業としてブログ運営をする重要性は、「個人のブランディング(パーソナルブランディング)」、「自社商品のマーケティング」にあります。
個人のブランディング(パーソナルブランディング)とは
読んで字のごとく、個人のブランド化。
私という個人は、こういう価値観で、こういう思想で・・・ということを知ってもらうこと。
そうすることで、インターネットという顔が見えない世界で、似たような価値観の人たちが集まってきます。いわゆるインフルエンサー達は、パーソナルブランディング(セルフプロデュース)がとても上手です。
このブランディングが、「自社商品のマーケティング」につながっていきます。
自社商品のマーケティングとは
代表的な商品としては「ノウハウ」、「スキル」、「本」など。
ノウハウ:note、Brain スキル:ココナラ、クラウドソーシング 本:kindle出版
これらはブログ運営とは無関係に、副業として成立し得るものです。
ですが、これらの商品を顧客が購入しようと思うときに、売主がどんな人なのか分からないと不安ですよね。
そんな時に、売主が日々ブログで知識やノウハウを発信していれば、ある程度の売主の練度が分かりますし、透明性、商品の信頼度も高まります。
情報発信媒体の3種の神器
個人のブランディングや自社商品のマーケティングのために「Twitter」を活用することは誰もが当たり前のように行っています。
一方、「ブログ」については、こと広告収益に目が行ってしまいますが、個人が手軽に保有することができる情報発信媒体であるという観点で重要性は同じです。
むしろTwitterだけでは情報がどんどん流れてしまい、発信できる情報量にも限界があります。
情報発信媒体としてブログ運営をするなら、「雑記ブログ」でよい、というのも大きなポイントです。特化型ブログよりは初心者にもとっつきやすいですからね。
(特化型ブログは、それ自体が商品といえるので性質が異なります。)
そして、同じように情報発信媒体として優秀なのが「YouTube」です。
個人の情報発信媒体・3種の神器
Twitter ブログ YouTube
ブログ運営をしながら他の副業で稼ぐ
あくまでブログを情報発信媒体であると捉えた場合、その他の色々な副業を並行してやっていくことが重要になります。
フェーズごとに説明します。
①労働集約型の副業で稼ぐ
良く紹介される「せどり」、「動画編集」、「プログラミング」など。
こういった副業は、いわゆる労働集約型と呼ばれるもので、作業すればその時間だけ稼ぎになるというものです。
月数万稼ぐだけならよいですが、それ以上を目指すならこういった副業を続けていくには限界があります。
例:クラウドソーシング、ココナラ
②副業のノウハウを体系化し販売する
自身の①の副業体験談、ノウハウ自体を商品化(=自社商品)し販売します。
先ほどの労働集約型の副業とは違って、一度作ってしまえば「資産」になります。
著名なブロガーは、ブログ自体が商品(資産)になっているといえますが、ここに至るには相当な時間とチャンスが必要であることは前述のとおりです。
例:note、Brain、kindle出版
③自社商品をブログで宣伝する
個人のブランディングに加えて、自社商品をブログで宣伝します。
労働集約型副業の宣伝をするのもよいですが、なるべくは資産型の副業を宣伝したいところ。
ここが、副業家がブログ運営を行ううえでの一つの到達点といえそうです。
・労働集約型副業で稼ぐ ⇒ ノウハウを体系化し販売 ⇒ ブログで宣伝する
・その間、ブログ運営(個人のブランディング)は並行して続ける
おまけ:ブログ運営の二次的効果
ブログ運営には、スキル、知識の定着という二次的効果もあります。
スキル、知識の定着にはアウトプットが重要であり、得た知識や考えをブログでまとめることはかなり効果的なアウトプットになります。
ブログ自体を自分の勉強結果をまとめる「知識ノート」のように使うのも全然ありでしょう。
まとめ
今回の記事は、soyogo自身がブログ運営を必須と考える理由を解説しました。
今後当ブログでは、本記事でまとめた考え方にもとづき副業の活動状況を報告していきます。
これから副業を始めたいと思っている人、副業を色々やってはいるけど先行きが不安な人、イマイチ生活が楽にならない人などの参考になればと思います。
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今回は以上です。