【初心者向け】SEO対策とは?意味を分かりやすく解説

SEOとは、検索エンジン最適化のことです。

やや専門的な感じがしてとっつきにくい印象ですが、サイトやブログ運営においては必須の知識であり、SEOを正しく理解することがアクセス数UPのための重要な鍵になります。

そこで今回は、初心者にもわかりやすいようにSEOの基本と全体像をご紹介します。

各論を学ぶ前に、SEOがどんなものなのかをしっかりと理解しておきましょう。

目次

SEO、SEO対策とは?

SEOとは、「Search Engine Optimization」の略で、検索エンジン最適化のことです。

検索エンジンとは、皆さんが普段使っているGoogleやYahooのように、検索語を入力するとそれに合致したウェブページを返してくれるシステム(サービス)のこと。

それを最適化するということはすなわち、GoogleやYahooの検索結果の上位に表示されるよう、自サイトに関して様々な対策を施すことを指します。

国内における検索エンジンのシェアは9割5分以上をGoogleが占めていますので、SEO対策はGoogle対策と言い換えることもできます。

※Yhaooの検索も、Googleの検索エンジンを利用しています。

なぜSEO対策が必要なのか

なぜSEO対策が必要なのかという問いへの答えは、

Googleに自サイトのコンテンツの価値を正しく認知・評価してもらうため

ということになります。

まず、あるウェブページがGoogleの検索結果に表示されるためには以下のようなステップを踏みます。

  1. ウェブ上を巡回するGoogleのロボットがウェブページを見つける(クロール
  2. 見つけたウェブページをデータベースに登録する(インデックス
  3. 検索エンジンのユーザーが検索したワードに最も適したウェブページを表示する

これらは当然、人力でやっているわけではなくシステム的に処理されています。

そのため、記事を書いたとしても、

  • Googleのロボットに見つけてもらえない(①)
  • データベースに登録されない(②)

ということでは、誰もそのページを見ることができません。

そのため、ウェブページを作ったら、なるべく早くGoogleに見つけてもらい、データベースに登録してもらうという対策がまず一つ必要ということになります。

(【例】XMLサイトマップの作成、リンクの最適化など)

そして、それにも増して一番重要なのが③です。

いくらGoogleのデータベースに登録されても、その記事が検索結果に上位表示されなければいつまでたっても日の目を見ることはありません。

Googleは、常に「検索ユーザーの検索意図」に最も合致するウェブページを表示します。

例えば、「副業」というワードで検索する人は、どのような情報を求めているでしょうか?

「副業」の言葉の意味を知りたいと思っている人は多分少ないでしょう。大半は、「副業を始めたいので、副業の情報を知りたい」と思っているのではないでしょうか?

そして、実際に「副業」で調べてみると、画像のとおり、「おすすめの副業」といった紹介記事が上位に表示されるのです。

これらの記事は、例外なく「副業」と検索するユーザーの求めている情報を漏れなく提供しているからこそ、この位置に表示されています。

そのため、最も本質的なSEO対策はユーザーの求めている情報を正しく理解して提供することで、それがGoogleにも評価されれば上位表示されるというわけです。

しかし、「良質な記事を作れば必ず評価される」という甘い世界ではなく、きちんと良質な記事であることをGoogleに伝える努力もしなければなりません。

分かりやすいところではタイトルや見出しを工夫するなどで、これらも含めてSEO対策であるということになります。

SEO対策の種類

SEO対策の種類は、大別すると3つに分かれます。

  1. 内部対策
  2. 外部対策
  3. コンテンツ対策(コンテンツSEO)

①内部対策

内部対策とは、文字通り「自サイト内部に施す対策」です。

【内部対策の例】

  • XMLサイトマップの作成
  • リンクの最適化
  • タイトルや見出しの最適化
  • サイト高速化

内部対策の主な目的は2つで、「Googleに見つけてもらいやすい(クロールされやすい)構造にすること」、「ウェブページの内容を適切に評価される構造にすること」です。

例として、「XMLサイトマップ」とは、自サイトにどんなコンテンツがあるのかを検索エンジンに送信する仕組みで、これを行うことで新しく作った記事が素早くGoogleに認知されます。

また「タイトルや見出しの最適化」とは、記事の内容にあった適切なタイトルや見出しを設定することで、「Googleのシステムにも正しく記事内容を理解してもらおう」というものです。

例えば、サラリーマンにおすすめの副業を紹介する場合、タイトルや見出しに「副業」、「おすすめ」、「サラリーマン」などのキーワードを入れることで、Googleが記事内容を理解(推測)しやすくなる

②外部対策

外部対策とは、こちらも文字通り「自サイト外に関する対策」のことです。

【外部対策の例】

  • 被リンクの獲得
  • サイテーション

被リンク獲得とは、自分のサイトの記事が他のサイトで紹介されたりするなどして、自分のサイトに向けてリンクが張られることを言います。

Googleが掲げる10の事実の一つに、「ウェブ上の民主主義は機能する」というものがあります。

これはすなわち、他サイトから向けられたリンクをいわば「人気投票」とみており、リンクがたくさん集まったサイトは価値が高いと評価しているわけです。

外部対策は、自らが主体的に対策することが難しいですが、他サイトからリンクをもらえるようコンテンツを充実させたり、SNSを用いて露出を増やしたりといったことを地道にしていく必要があります。

③コンテンツ対策(コンテンツSEO)

コンテンツ対策とは、「良質なコンテンツ(記事)を発信し続ける対策」を言います。

【コンテンツ対策(コンテンツSEO)】

  • 良質なコンテンツの発信
  • キーワード選定
  • 競合の分析

SEO対策と言えるのかどうか疑問がわくくらい、本質的な話な気がしてしまいます。

しかし、それだけGoogleのアルゴリズムがコンテンツの内容を正しく認知できるようになってきているということであり、小手先のテクニックは通じないということでもあります。

検索ユーザーが求めているような情報を網羅的にまとめたり、他にはない独自の情報を提供したりと、コンテンツ(記事)の質を高めることが一番のSEO対策になります。

ホワイトハットSEOとブラックハットSEO

一般的なSEO対策のことを「ホワイトハットSEO」と呼ぶ一方、Googleのシステムの穴を突いて、価値のないコンテンツを不正に上位表示させる対策を「ブラックハットSEO」と呼びます。

ブラックハットSEOの代表的な例は以下のようなものです。

  • 人工リンク(お金を払ったり、自作自演をしたりして、大量の被リンクを偽装)
  • コピーコンテンツ(他サイトのコンテンツを盗用)
  • ワードサラダ(重要キーワードを文章中に不自然に大量挿入)
  • 隠しテキスト、隠しリンク(ユーザーに見えない裏側にキーワードやリンクを大量設置)

このようなブラックハットSEOが横行したのは、かつてはこのような不正対策でも、Googleがそれを「不正なのかどうか」判別することができず、実際に検索結果に上位表示されてしまったためでした。

しかし、Googleも日々アルゴリズムのアップデートを実施しており、今ではこういった不正な対策を取ると、むしろペナルティを受けることになりますので注意しましょう。

まとめ:SEOとは検索エンジンに正しくコンテンツの価値を伝えること

本記事では「SEOとは何か」について、初心者の方にも分かりやすいよう解説しました。

最後にまとめておくと、次のとおりです。

  1. SEO(Search Engine Optimization)は、検索エンジン最適化の略
  2. SEOは、検索エンジンに正しく自サイトのコンテンツ価値を伝えるために必要
  3. 「内部対策」、「外部対策」、「コンテンツ対策(コンテンツSEO)」に分かれる
  4. ブラックハットSEOは通用せず、むしろペナルティを受ける

SEOの全体像や趣旨を把握しておくと、今後個別の対策を学ぶうえでの理解度もきっと深まるはずです。

是非サイト運営に役立ててください。

今回は以上です。

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この記事を書いた人

【経歴】仕事:金融マン ▶︎ そよログ運営・4ヵ月目 【実績】0円から3か月目で最高月収11,369円 ▶︎ SEO検定1級保有 ▶︎ 毎日更新100日達成

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