- WordPressでリンクを「新しいタブで開く」方法が知りたい
- 「同一タブで開く」方法と「新しいタブで開く」方法の使い分け方が知りたい
今回はこんなお悩みにお答えします。
通常、WordPressでリンクを張ると新しいタブで開かず「同一タブで開く」ことになります。
自分のサイト内を回遊させる目的で意図的にそうするなら良いのですが、外部リンクを同一タブで開いてしまうと自分のサイトに戻ってきてくれないリスクがあります。
そこで今回は、WordPressでリンクを「新しいタブで開く」方法、そして「同一タブで開く」方法との使い分けを解説していきます。
WordPressでリンクを新しいタブで開く方法
リンクを「新しいタブで開く」こととするのは非常に簡単です。
投稿画面でリンクを挿入したときに表示される歯車マーク(リンク設定)をクリックします。
開いた画面で「リンクを新しいタブで開く」にチェックを入れて更新すれば完了です。
環境によっては以下のようなリンク挿入画面になる方もいます。
この場合は、「リンクターゲット」を「新規ウィンドウ」にすればOKです。
「新しいタブで開く」と「同一タブで開く」の使い分け
「新しいタブで開く」と「同一タブで開く」のメリット
「新しいタブで開く」と「同一タブで開く」の使い分けは些末な問題のようで非常に重要です。
使い分けを検討するうえで、まずはそれぞれのメリットを比較してみます。
「新しいタブで開く」のメリット
- サイトからの離脱率が下がる
- 元ページを開きながらリンク先ページを参照できる
「離脱率」とは、そのページを最後にユーザーが他のサイトに移動してしまった割合を言います。
外部リンクを同一タブで開く場合、他サイトに移動してしまうことになるので離脱率が上がってしまう一方、新しいタブで開けば自分のサイトに滞在し続けてくれることになります。
また、何らかサービスの申込方法を解説する記事(ページ)などを書いた場合などは、記事をタブに残したまま当該サービスのページを新規タブで開いてあげた方がユーザーフレンドリーです。
「同一タブで開く」のメリット
- 読み終えたタブを閉じる動作が不要になる
- 画面遷移ストレスがない
記事(ページ)を読み終えて関連記事に進む場合などは、元のページを残しておく理由はありませんので、同一タブで開いてあげた方がユーザーの手間を減らすことができます。
「新しいタブで開く」と「同一タブで開く」の使用シーン
以上、それぞれのメリットを踏まえたときに「新しいタブで開く」と「同一タブで開く」の使用シーンは主に以下のように整理されます。
「新しいタブで開く」べきリンク
- 外部リンク
- リンク先を参照させながら元記事を読ませるリンク
- 記事の最初の方に出てくる内部リンク
外部リンクやリンク先を参照させながら元記事を読ませるリンクは新規タブで開くのが良いでしょう。
「記事の最初の方に出てくる内部リンク」については、元記事も読ませたいけれど関連記事としてリンク先も読ませたいような場合に、元記事をタブとして保持させることを目的とするものです。
記事の終わりに張る内部リンクについては、すでにユーザーは記事を読み終えていると考えられるので、サイト内を回遊させる目的で同一タブで開くことが望ましいと考えられます。
「同一タブで開く」べきリンク
- 記事の終わりに張る内部リンク
注意ポイント
「新しいタブで開く」方がメリットが多いように感じますが、開くリンクが新しいタブばかりだとユーザーのストレスになるためほどほどにしましょう。
まとめ:「新しいタブで開く」を活用して離脱率を下げよう
今回はWordPressでリンクを「新しいタブで開く」方法、そして「同一タブで開く」方法との使い分けを解説しました。
タブの開き方の使い分けについては例示に過ぎず、決まった基準はありません。
あくまでユーザー目線に立って「新しいタブで開くのと同一タブで開くのと、どっちが使い勝手がよいか?」を各リンクごとに考えることが重要です。
今回は以上です。