ブログを本格的に始めて、1か月目の運営報告です。
このブログは2020年12月末から本格的に運営を開始しました。
現在は東京でサラリーマンをしながら、副業としてブログを運営しています。
今回は、ブログを開始して1か月目(2021年1月1日~1月31日)の運営報告をまとめました。
1か月を振り返っての考察や、参考にした書籍もあわせてご紹介します。
ブログ運営1か月目の運営報告
ブログ運営1か月目(2021年1月1日~1月31日)の運営報告は次のとおり。
収益:Googleアドセンスがうまい棒40本分、ASPアフィリエイトがうまい棒3本分
アクセス数(PV数):800前後
記事数:31
悪くはないと思いますが、ものすごい良いというわけでもない感じ。
毎日更新で記事が積み上げられたことが、PV数や収益にも少なからず影響していると思います。
ブログ運営1か月目の考察
ブログ運営1か月目の振り返っての考察として、特に重要だと感じた3点をお伝えします。
- Twitterからのアクセス数(PV数)を気にする必要はない
- 記事を量産してブログの方向性を固める
- 1か月目でブログを習慣化する
①Twitterからのアクセス数(PV数)を気にする必要はない
こう考える理由は2つあります。
Twitter流入には限界がある
1か月目はどうあがいても検索流入は見込めません。大半がTwitter流入になります。
当ブログでも70%近くがSocial(Twitter)からの流入でした。
そこで考えられる戦略は2つ。
- 【戦略1】Twitter流入を増やすべくTwitter運用に力を入れる
- 【戦略2】一旦、アクセス数(PV数)は無視する
私は、戦略2をおすすめします。
なぜなら戦略1は、ブログの実績に比して強引になりがちであり、実態を伴わない恐れがあるから。
仮にTwitter運用をガチって、あわよくば多数のフォロワーを獲得したとします。
多少はアクセス数(PV数)も伸びると思います。
ですが、そこ止まりです。
いわゆる万垢を目指すのであれば、実績もないままTwitter運用だけで伸ばすのはほぼ不可能。
最終的にはどのブログもSNS流入より検索流入が大半を占めます。
流入数に限界のあるTwitter運用はほどほどにしておき、将来の検索流入に向けて記事を充実させる方がベターなはずです。
私自身、Twitter流入が大半ならTwitterをガチるべきでは?と思っていましたが、ブログの実績が伴わない中でTwitterだけ頑張っても意味がないと思い、ほどほどにし始めました。
Twitter運用を完全否定しているものではありません。当然、Twitter運用で得られるものも多くあります。各人の戦略とリソースの範囲内においてやるべきことは決めるべきです。
Twitter受けを狙うとブログの方向性がブレる
ブログの記事には「セリング」と「コンテンツ」の2種類があります。
- セリング:商品を売る(セールスする)ための記事
- コンテンツ:いわばバズ狙い(セリング記事への流入狙い)の記事
そして、Twitterで受けるのは基本的には「コンテンツ」です。
このあたりは、後に紹介する「沈黙のWebマーケティング −Webマーケッター ボーンの逆襲− ディレクターズ・エディション
Twitter受けを狙いすぎる(=Twitterで反応が良かった記事を好事例にする)と、セリング記事が充実しません。
ですが、将来的に目指すべきは検索流入からのセリングであるはず。
そのため、Twitter受けを目的にするのではなく、自社商品としてのブログにどんな記事が必要なのかを企画構想として描いておき、その構想に従った記事をひたすら積み上げるべきです。
なお、「セリング」記事ばかり書いた方がいいという意味ではないです。「コンテンツ」記事も必要ですが、目的をTwitter受けにしない方がいい、ということです。
②記事を量産してブログの方向性を固める
私は、ブログ初心者は特に「質より量」派の考えです。理由は以下の3つ。
- 初心者が質を追い求めても中途半端にしかならないから
- 「質を求める」という言葉自体がアウトプット量が少ない言い訳になりがちだから
- 量をこなす中で質も上がってくるから
そして量をこなしていくと、これは自分の経験談としてですが、だんだんブログの方向性が確立してきます。
記事を量産すると、
- どんなジャンルならやっていけそうか。
- どんな内容(レビュー系、マインド系、まとめ系など)が得意か。
こういったことが何となく掴めてきます。
当ブログも、副業全般、ミニマリスト、便利商品のレビュー等でやっていこうと思っていましたが、今ではほぼ「副業ブログ運営」一本です。
これは戦略的にそうしようと思ったのもありますが、記事を量産していくうちに勝手にそうなりました。
企画段階でブログの方向性を完璧に固められるに越したことはありませんが、まずはある程度幅を持たせて色々書いてみると、その中でいけると思えるものが出てきます。
実際、有名ブロガーたちも、「ジャンルにそぐわない過去の記事は消している」と公言していますよ。
③1か月目でブログを習慣化する
私の場合、毎日更新というかたちでブログを習慣化しました。
「毎日更新」に特化した考察は、「初心者がブログ毎日更新を1か月続けた結果【収益・PV数・メリット】」を参考にしてください。
1か月を終えた実感としては、1か月続けられてしまえばこの先も続けられそうだな、という感じ。
翻って、1か月目の習慣がそのまま今後も続く可能性がありそうだな、とも感じました。
習慣・・・心理学で、学習によって後天的に獲得され、反復によって固定化された個人の行動様式
出典:goo国語辞書
1か月目に2、3記事とかしか書けない場合、2か月目は相当気合を入れ直さないと作業量は増やせません。
なぜなら、そのペースが習慣化してしまっているから。
記事数至上主義になる必要はないですが、1か月目は特に気合を入れて、自分ができる最大限のペースで集中して習慣化してみる方が後が楽になります。
もちろん、後から習慣を変えることもできますから、悲観的にならず今からできることをしましょう!
ブログ運営1か月目に参考にした本
私がブログ運営1か月目に参考にした本をご紹介します。
基本方針としては、あまりテクニカルな内容ではなく本質・全体像が学べるものをチョイスしました。
10年つかえるSEOの基本
文句なしの星5。
SEOとは何かの本質を会話調形式で分かりやすく解説した本。
テクニックはほとんど書かれていませんが、逆に「SEO」のことをテクニックだと思っている人は絶対に読んでほしい。
この本を読んでからSEO対策について考えてみると、かなり見え方が変わってきます。
まさにSEOの「基本(基礎)」が学べる本です。
副業ブログを始めて最初に手に取った本がこれでよかったと思いました。会話形式(ストーリー形式)で進むので、頭にも入ってきやすいです。
沈黙のWebマーケティング
Webマーケティングの全体像を把握するうえでかなり役に立つ本。
そもそもマーケティング業界以外の人からしたら、「マーケティングって何?」って感じだし、更に「web」なんて付いたらさっぱり分かりません。
この本では、Webマーケティング全般について、家具メーカー「マツオカ」のWebサイトを事例にしながら改善点を説明していくので、かなり実践にも繋げやすいです。
「ブログで集客をするために何をする必要があるのか」ということがすっきり分かる感じ。
注意としては、この本、すごく読みやすいですが情報量はかなりあります。
1回読んだだけでは消化しきれません。
出来ることを一つ一つ増やす感覚でやらないと、読んで終わりになります。
ちなみに私は、本を読むときは画像のようにGoogleドキュメントに「まとめノート」を作っています。
この本だと6ページ分くらいになりました。自分にとって使える知識だけまとめているので、初心者に学びの多い本であることは間違いないです。
ブログ運営2か月目に向けての抱負
ブログ2か月目(2021年2月1日~2月28日)の目標はこちら。
- ブログ毎日更新
- 「沈黙のWebライティング」と「現場のプロから学ぶ SEO技術バイブル」の読破
アクセス数(PV数)目標、収益目標は置きませんでした。
理由は考察で書いたとおり、検索流入がまだ見込めない中、これらの目標を置いてもあまり意味がないから。
そもそも数値目標(KPI)を置くということは、定められた期間が経過したときに効果検証が必要。
正直データも少ないですし、自分にはそこまでは無理かなという判断です。
それよりは、
- 将来の検索流入に向けての記事の積み上げ
- ライティング、SEOスキルの取得
の方が、現実的な目標としては良いかなという戦略です。
ちなみに、ライティングとSEOはそれぞれで奥が深すぎて、どちらから手を付けようか迷い中です。
このあたりの結果は、2か月目以降の運営報告で還元できたらなと思っています。
それではまた、2か月目の運営報告でお会いしましょう!