本記事では、「ラッコキーワードの使い方」を基本から応用まで、初心者にも分かるように解説していきます。
「ラッコキーワード」とは、サジェスト(関連)キーワードを簡単に取得できる無料ツールです。
例えば「副業」についての記事を書きたいとき、
副業 おすすめ
副業 在宅 簡単
副業 スマホ アプリ
など、キーワードの組み合わせが無限に考えられますよね?
これを一つ一つ頭で考えていたらキリがありませんが、ラッコキーワードを使えば以下のようにサジェスト(関連)キーワードの組み合わせを一発で表示することができます。
今回は、こんな便利な「ラッコキーワード」について、使い方を基本から応用までまとめて解説します。
必須ツールなので、是非使い方をマスターしてください。
ラッコキーワードでラッコID(無料)に登録しよう
便利なラッコキーワードですが、会員登録なしだと1日20回までの利用制限があります。
この制限ですが、メールアドレス登録すれば外すことができます。
1日20回も使えれば問題ないかな・・・という気もしますが、これから長くお世話になるツールなのでサクッと登録しておくのがオススメです。
特にお金もかからず、30秒くらいでできます。
ラッコキーワードにアクセスして、右上の「新規登録」をクリックします。
メールアドレスを入力し、利用規約の同意にチェックを入れて「登録」をクリックします。
入力したメールアドレスに本登録用のURLが送信されますので、クリックすれば登録完了です。
ラッコキーワードの使い方【基本編】
サジェスト(関連)キーワードの取得
ラッコキーワードの最も基本的かつ頻繁に使う機能は、
サジェスト(関連)キーワードの取得
です。
やり方は、検索窓に調べたいキーワードを入力して検索するだけです。
試しに「副業」というキーワードで検索してみます。
「副業」というキーワードに対し、856件のサジェスト(関連)キーワードが表示されました。
赤枠で囲ったサジェストワードを確認するだけでも、ブログ記事が書けそうですね。
Google検索結果ページの表示
右上矢印マークのアイコンをクリックすると、実際にGoogleの検索結果画面を見ることができます。
このように、Googleの検索結果が表示されます。
各キーワードに対してどのような記事が上位表示されているか?
をサクッと確認するのに使えます。
ロングテールキーワードの検索【重要】
回転矢印のようなアイコンをクリックすると、ロングテールキーワードが検索できます。
ロングテールキーワード・・・複数の単語を組み合わせたキーワード。主に3語以上を言うことが多い。
例として、「副業 おすすめ」のアイコンをクリックした結果が以下の画面です。
「副業」をベースにしたサジェストから、「副業 おすすめ」をベースにしたサジェストに変わっていることが分かると思います。
このように、
- まず「副業」のようなビッグワードでラッコキーワード検索をする
- サジェストの中から、さらにロングテールキーワードを検索する
という風に分解していくことで、簡単に3語以上のキーワードの組み合わせを調べることができます。
特に初心者のうちは、ビッグワードで上位表示を狙うのは難しいため、ラッコキーワードでうまく3語以上の組み合わせを探しましょう。
全キーワードコピー【重要】
ヒットしたサジェスト全856件をコピーすることができます。
ラッコキーワードで検索しただけだと、「実際にヒットした856件のうちどのキーワードで記事を書いていこうか・・・?」と悩んでしまうと思います。
そこでおススメの手法が、
コピーした全キーワードを「キーワードプランナー」に貼り付けて、検索ボリューム順に書く記事を決めていく
というものです。
「キーワードプランナー」とは、Googleが提供している無料のツールのこと。
関連記事【2021年最新】Googleキーワードプランナーの登録方法と無料の使い方
キーワードごとの検索ボリュームなどを詳しく知ることができます。
検索ボリュームを基準に書く記事を決めていくことで、どのキーワードを狙うべきかで悩むことがなくなります。
やり方は以下の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
CSVダウンロード
ヒットしたサジェスト全856件を、CSVファイルでダウンロードできます。
GoogleスプレッドシートやExcelで分析したい人にはおすすめです。
ラッコキーワードの使い方【応用編】
ここからは、より応用的な使い方を見ていきます。
なお、応用だからといって基本より優れているわけではありません。あくまで「こういう機能もあるよ!」という紹介と思ってもらえると幸いです。
Google以外のサジェストを見る
検索結果上のアイコンをクリックすると、YoutubeやAmazonなどのサジェストも見ることができます。
用途
Youtube動画のタイトル考案など
Q&Aを見る
「Q&Aを見る」をクリックすると、「Yahoo!知恵袋」、「教えて!goo」の質問が表示されます。
用途
キーワードに対する潜在的な悩みやネタの調査
ニュース/話題の記事を見る
「ニュース/話題の記事を見る」をクリックすると、キーワード関連のニュースや話題の記事が見れます。
用途
キーワードに関連するトレンドをチェックしたい場合など
Googleトレンドを見る
「Googleトレンドを見る」をクリックすると、当該キーワードについての過去12か月、過去5年の検索ボリュームの推移を見ることができます。
用途
検索したキーワードの市場が拡大傾向なのか、縮小傾向なのかのチェック
共起語を見る
「共起語βを見る」をクリックすると、検索キーワードの共起語が見れます。
「共起語」とは、検索語と一緒に頻出している単語のことです。
画像の例でいえば、「副業」という検索語に対しては、「仕事」、「時間」、「企業」といった単語が一緒に使われることが多いということです。
共起語を取り入れると検索ユーザーの意図をうまく汲むことにも繋がり、SEO的にも意味がありますが、かなり応用なので頭の片隅に置いておくくらいでもよいでしょう。
- 共起回数ページ全体:検索上位20位までのページ中の共起語の出現回数
- 共起回数タイトル:検索上位20位までのページのタイトル中の共起語の出現回数
- 共起回数見出し:検索上位20位までのページの見出し中の共起語の出現回数
- 出現サイト数ページ全体:検索上位20位までのページで共起語が含まれているサイトの数
- 出現サイト数見出し:検索上位20位までのページで見出しに共起語が含まれているサイトの数
「副業」というキーワードを例にすると・・・
- googleで「副業」と検索して表示される上位20位までの記事には、「仕事」という単語が155回出現し、記事タイトルには2回出現し、見出しには2回出現する
- さらに、サイト数でみると、「仕事」という単語が出現するサイトは16/20であり、見出しに「仕事」という単語が出現するサイトは2/20である
ということになります。
用途
共起語を意識して記事中に取り入れたい場合(応用)
周辺語・連想語を見る、類語・同義語を見る
「周辺語・連想語を見る」、「類語・同義語を見る」をクリックすると、周辺語・連想語、類語・同義語がそれぞれ表示されます。
※「副業」に類語・同義語はなかったので、「仕事」に変えて検索しました。
用途
あるキーワードから派生したキーワードが知りたい場合
まとめ:ラッコキーワードを上手く使ってキーワード選定しよう
今回は「ラッコキーワード」の基本的な使い方と応用的な使い方を解説しました。
ブログ初心者が「副業」のようなビッグワードで上位表示を狙うのは大変なので、ラッコキーワードを上手く使って2語から3語のロングテールキーワードを狙っていきましょう。
記事中でも紹介しましたが、「ラッコキーワード」と「キーワードプランナー」を使った、より実践的なキーワード選定の方法がありますので、以下の記事も参考にしてみてください。
今回は以上です。