【比較検討】ブログ初心者におすすめのレンタルサーバー

2021/02/022023/12/10

本記事では、これからブログを始めたい初心者におすすめの「レンタルサーバー」を解説します。

「レンタルサーバー」とは、簡単に言うとインターネット上の土地のようなもの。

インターネット上の土地をレンタルすることで、ブログという家を建てられるというわけです。

>>【初心者向け】ブログで使うレンタルサーバーとは何か？【意味や仕組みを解説】

今回は、これらからブログを始める初心者向けに、おすすめのレンタルサーバーを比較していきます。

ただ、比較とは言っても、何も知らない初心者が正しく比較してレンタルサーバーを選ぶのはほぼ不可能。

そのため、本記事では比較すべきポイントを挙げたうえで、結論としての私のおすすめを教えます。

そよご

このブログでも使っているレンタルサーバーです！

レンタルサーバー選びにおける比較ポイント

レンタルサーバーを比較するうえで見るべきポイントは以下の３つです。

上から順に優先順位が高いと思ってください。

処理性能（表示速度）
シェア率（利用者数）
価格

比較ポイント①：処理性能（表示速度）

　処理性能はレンタルサーバー選びにおいて最も重要です

サーバーの処理性能が低いと、ブログの記事を表示するのに時間がかかります。

そして、表示速度が遅いと読者がブログを離れやすくなるというデータがあります。

出典：Google 2018年 Find out how you stack up to new industry benchmarks for mobile page speed

訳：直帰率はページ表示速度が１秒から３秒になると32%、５秒になると90%、６秒になると106％、10秒になると123％増加する

読者がブログを離れやすくなるということは、Googleからの評価が落ちるということであり、検索結果の表示順位等に明確に影響が出ます。

比較ポイント②：シェア率（利用者数）

　シェア率の高さは初心者にとって重視すべきポイントです

初心者が意識すべきポイントとして、シェア率があります。

シェア率が高いということは、多くの情報が出回っているということ。

そよご

初心者の場合、レンタルサーバーの運用において、設定方法が分からなかったり、トラブルが起きたりということが必ずといって良いほどあります。

当然レンタルサーバー業者のサポートもありますが、即時性や手軽さに欠けます。

そのため、実際にはネット上に転がっている解説記事やトラブル対処記事を参考にすることが多くなります。

比較ポイント③：価格

　価格は安いに越したことはありませんが、あまり重視すべきではないです

安いに越したことはありませんが、サーバー選びにおいて価格を中心に据えるべきではないです。

理由は、価格差が誤差であること。

後述しますが、各社の主力プランを比較しても、最も価格差が開くものでも年間4,000円程度の差。

本気でブログをするなら、価格よりも表示速度やシェア率などを重視すべきでしょう。

その他の比較ポイント

その他にも以下のような比較ポイントがありますが、主要各社ではほぼ差が出ないので省きます。

一応、気になる方は読んでみてください。

稼働率：主要各社で99.99%以上（年間52分程度の停止）であり、ほぼ差がない。
自動バックアップ：ロリポップの主力プランにはなし。それ以外の主要各社では提供あり。
無料SSL化：SSL化とは簡単に言うと暗号化のこと。各社とも標準で無料提供。
マルチドメイン：一つのレンタルサーバー契約で複数のブログを運営できるか否か。主要各社で無制限（または数百以上可能）と差はなし。
WordPressクイックスタートの有無：WordPressというブログ管理ソフトウェアのクイックスタート機能があるか否か。主要各社で提供あり。
使いやすさ：差はあるが主観であり比較しにくい。

おすすめのレンタルサーバーはエックスサーバー

結論から言うと、ブログ初心者におすすめするレンタルサーバーは「エックスサーバー」です。

比較ポイントごとにその理由を解説していきます。

処理性能（表示速度）の比較において信頼に足るソースはない

国内主要レンタルサーバー業者というと、大体この辺りになります。

このうち、国内最速を謳っているのは「エックスサーバー」、「ConoHa WING」、「mixhost」の３社。

「最速」なのになぜ３社？かというと、全て自社調べのため。

日本マーケティングリサーチ機構による第三者機関の市場調査結果では、2019年7月にmixhostが「アクセス処理速度満足度」、「表示スピード満足度」でNo1を取得しています。

しかし、少しデータが古いのと、あくまで「満足度調査」なので、実態に即しているかどうかは分かりません。

そもそも処理性能（表示速度）の比較においては、

CPU/メモリ
ストレージ（SSD/HDD）
WEBサーバーとしてのソフトウェア
その他の高速化技術

のような観点でサーバースペック比較が必要になりますが、初心者にはこのような比較は不可能です。

加えて、スペックが高いからといって表示速度が速いとは限りません。いくらスペックが高くても、１台のサーバーに大量のユーザーを詰め込んでいるような場合は、処理が遅くなります。

そよご

インターネットや携帯電話の回線もそうですが、いくら回線が強くてもユーザー間で回線を共有している限り、ユーザーが増えれば処理が遅くなる可能性があります。

そのため、主要各社について処理性能（表示速度）の観点で違いを見出すのはかなり困難と言えます。

エックスサーバーはレンタルサーバー市場のシェア率がNo1

レンタルサーバー市場においては、エックスサーバーがシェア率No１です。

hostadvice社の「2021の日本でのウェブホスティングのマーケットシェア」で結果が出ています。

また、エックスサーバー社の調べでも、国内で最も多く利用されているとの結果が出ています。

dataprovider.comが提供する4億9千万のドメイン名に関する構造化データを含んだパブリックデータに基づいて、日本国内のネームサーバー利用件数に占める割合の比較をしたところ、「エックスサーバー」が国内で最も多く利用されているという結果が出ています。　2020年11月時点
引用：エックスサーバー株式会社サイトより

他にシェア率No１を謳っているレンタルサーバー業者はいませんから、疑う必要はないでしょう。

シェア率No１というだけで「ハズレない」ということであり、初心者にとっては抜群の安心感です。

比較ポイントでも説明したとおり、シェア率が高い＝利用者が多いため、解説記事やトラブル対処の記事がネット上にたくさん出回っており、初心者にとっては下手なサポートより断然役に立ちます。

そよご

当ブログもエックスサーバーを使っていますし、超有名ブロガーのマナブさん（manablog）もエックスサーバーを使っています！

価格差はほぼない

各社の主力プランの料金を比較すると以下のとおりです。

社名	プラン名	初期費用	月額費用
エックスサーバー	X10	無料（キャンペーン中）	1,000円
ConoHa WING	ベーシック	無料	810円（キャンペーン中）
mixhost	スタンダード	無料	980円
カラフルボックス	BOX2	無料	1,060円
ロリポップ！	ハイスピード	無料	750円